【任脈・督脈】経絡ルートを勝手なイメージで!

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こんにちは! 今回は、奇経八脈の中でも特に国試で狙われやすい任脈督脈のルートについてです。
教科書の流注をそのまま読むと「胞中に起こり…」と難しい言葉が並んでいて、なかなか頭に入ってこないですよね。
そこで今回は、この2つの経絡と経穴の関係を、勝手なイメージですが「地下鉄」に例えて解説してみたいと思います!

💡 経絡ルートを「地下鉄」でイメージしよう!

任脈と督脈は、どちらも骨盤の奥深く(小骨盤腔=胞中)からスタートし、会陰部(股間)へと向かいます。しかし、ここでの「駅(ツボ)の作り方」に決定的な違いがあります!

任脈のルート】始発駅での停車
胞中から下りてきた任脈は、会陰駅に専用のプラットホーム(経穴としての「会陰」)を持っています。ここで地上(体表)に顔を出し、お腹側(曲骨、中極…)へと登っていく表舞台のルートに乗ります。

督脈のルート】地下連絡線としての通過
督脈も胞中から会陰エリアを通過しますが、ここはあくまで「地下の連絡線」です。会陰には停車(体表にツボとして出現)せず、そのまま骨盤底の奥を後ろ方向へ走り抜け、尾骨の先端にある「長強駅(督脈の始発駅:GV1)」で初めて地上にプラットホームを構えます。

💡 国試対策のワンポイント!

督脈が背中を通る「陽脈の海」なら、体の前を通る任脈は「陰脈の海」です。
この2つは必ずセットで対比させて覚えましょう!

また、先ほどの「始発駅」だけでなく、実は「終着駅」にもズレのトラップが潜んでいます!任脈のツボの終点は「承漿(口の下)」ですが、経脈のルート(流注)の文章としては「顔面をめぐって目に入る」と記載されています。

国試ではこういった「ツボの終わり(口の下)と経脈の終わり(目)のズレ」が引っかけ問題として非常に狙われやすいので、惑わされないように注意が必要です!

【第31回 問題109】
奇経で子宮から起こるのはどれか。
1.陽蹻脈
2.陽維脈
3.任 脈
4.帯 脈

引用元:東洋療法研修試験財団 はり師きゅう師国家試験

解説

東洋医学では、骨盤の奥(小骨盤腔)のことを「胞中(ほうちゅう)」や「子宮」と表現します。今回の地下鉄の例えでお伝えした通り、任脈と督脈(そして衝脈)はこの「胞中(子宮)」からスタートするという超重要ルールがあります。したがって、答えは【3.任脈】

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